夏休みに入る前からカラスの多さが気になっていたのですが,12日(木),分校校舎の屋上や隣に立っている木の枝に多数のカラスが集まり,付近の人も驚く激しさでギャアギャアと鳴き始めました! その後一斉に飛び立った様子は,まるでヒッチコック監督の映画『鳥』の1シーンのよう。 一体,何事だったのでしょうか。
さて,ここ諏訪之瀬島にはあまり知られていませんが,珍しい植物が自生しています。それは『タマアジサイ』です。以前は本州中部が分布南限とされていたのですが,トカラ列島で発見され,話題を呼んだことがあります。現在は黒島,口之島,諏訪之瀬島の三島だけに知られているようです。諏訪之瀬島では,御岳南方にあるナベダオのイタジイ林の林床に自生しています。これからもっと花が咲くようです。
また,『ウスバキトンボ』が16日(月)に校舎の壁に止まっていました。諏訪之瀬島にはトンボが生息できるような環境は見当たりません。7月に『寄せ蛾記』を寄贈してくださった星野先生が言われるように,遠い八重山諸島辺りから風に乗ってやってきたのかもしれません。
......ということで,諏訪之瀬島の『珍しいもの』を三つ紹介いたしました(カラスは珍しくないかもしれませんが)。
6日(金),西の空に虹がかかりました。虹の足は小学校校舎の屋根にすっと下りていました。さわやかな夏の朝です。
昼は太陽が輝き,クマゼミやツクツクボウシといったセミの声でいっぱいです。海から吹く風のおかげで,諏訪之瀬島の夏は暑い中にも心地よさがあります。
夕方,まだ日差しの強さが残る中,子どもたちの声が校庭に響いてきました。島に残っている分校の児童生徒と,夏休みを利用して諏訪之瀬島に来ている子供たちが,ジャングルジムやブランコで遊んでいるのです。やはり学校には,子どもたちの元気な声,楽しく笑いあう声が似合います。
明日から立秋。暦の上ではもう秋です。夏休みも半分が過ぎます。島外へ旅行に出ていた児童生徒もやがて戻ってきます。
校庭や花壇の草花も,児童生徒も,2学期が始まるまでに夏の元気をたっぷりと蓄えて,豊かな実りの秋へと育っていきます。
8月2日(月)は出校日です。島内に残っている児童生徒2名が出席しました。最初に多目的教室で全校朝会を行い,教頭先生から「熱中症や水難事故といった夏に多い事故に気をつけて楽しく過ごすこと」「夏休みにしかできないことに挑戦すること」といった夏休みの過ごし方について,再度確認がありました。
その後はそれぞれ教室を中心とした清掃活動を行い,10日間の間にたまったほこりをきれいに掃除しました。
清掃活動の後,再び多目的教室で合同の学級活動があり,夏休みの宿題がどこまで進んだかを確認したり,この10日間の夏休みで思い出に残ったことを振り返ったりしました。また,残りの夏休み期間の体力作りのために体育館を積極的に活用するようにという話もありました。
島外の児童生徒4名も,それぞれが元気に頑張っているという連絡がありました。全員事故に遭うことなく,元気に過ごすことができているようです。次の出校日は20日(金)。今日と同じように,全員元気でその日を迎えてくれることでしょう。
21日(水)のフェリーで山海留学生の2人が,また小学生の児童1人が鹿児島へ向かいました。児童生徒の半分が島を離れた静かな分校で,22日(木)に職員研修の一環で校内の危険箇所の点検を行いました。
学校は西に海を臨む地に建っており,その結果潮を含んだ西風をまともに受ける形になるため,校舎の西側の壁やひさしなどが傷みやすくなっています。また年月がたって劣化が進み,窓ガラスのゴムが固くなって外れ,ガラスが外れる恐れのあるところもあります。これらの危険個所は夏休み中に修繕し,児童生徒が安全に学校生活を送ることができるようにする予定です。
その見回りの際に,小学校校舎でハトを確認しました。近づいても逃げようとせず,人に慣れている感じです。また,足にはプラスチック製の鑑札票のようなものが付いています。右足に紺色の無地のプラスチック,左足に薄赤色のプラスチックが付いており,「103143」の数字が確認できました。
このハトについてご存知の方がいらっしゃいましたら,学校までご連絡ください。
7月20日(火),1学期の終業式を実施しました。中体連の県大会に出場する中学生1名を除いて,児童生徒5名が式に臨みました。
まず,先日行われた弁論大会の表彰があり,続いて終業式が行われました。式では児童生徒全員が1学期の反省と夏休みの目標を述べました。その後の教頭先生から,水難事故や熱中症といった夏に多い事故に遭わないように気を付け,有意義で楽しい夏休みを過ごして下さい,と児童生徒に話がありました。
最後に全員で元気良く校歌を歌い,終業式は無事終了しました。
式終了後は大掃除。体育館と校舎を,普段できないところまで丁寧に掃除しました。そして,1学期最後の学級活動。担任の先生から夏休みの過ごし方についての確認があり,その後通知表が一人一人に渡され,受け取った児童生徒は感嘆の声を上げながらそれぞれの教科の評価に見入っていました。
いよいよ夏休み。学習や読書,体力作りに様々な活動と,たくさんの体験を通して一回り大きく,たくましくなって2学期を迎えることができるようにしてほしいものです。
7月16日(金),1学期最後の授業はフィールドトカラ(総合的な学習の時間)の前期収穫祭でした。児童生徒は5月に植え付けを行ったトマト,ルッコラ,キュウリ,ゴーヤ,ナスなどの野菜を収穫する予定でした。
しかし,昨年に比べてまとまった激しい雨が続き,また手入れが十分にできていなかったこともあって,トマトは灰色カビ病にかかり,すべての実が駄目になってしまい収穫できませんでした。ナスも同様に収穫できず,ゴーヤは小さな実がいくつか見られる程度で,これも収穫できませんでした。
収穫できたのはキュウリとルッコラ。この二つの野菜を使ってみんなで協力して浅漬けを作り,おいしく頂きました。
育った野菜をいただいた後は,今回きちんと育てることができなかった原因について考え,後期の活動ではみんなで意識して手入れをし,虫がついたり病気になったりしないように改めて思うことでした。
失敗から学ぶことも大切なことなのかもしれません。
7月10日(土)と11日(日)の2日間,諏訪之瀬島では道路に張り出すように生い茂った竹や雑草を一斉に刈り払う「道普請」が通船作業後から夕方まで行われ,小学生は土曜日いっぱい,中学生は日曜日の午前中まで作業に参加しました。
14日(水)は,学校をきれいにする環境美化活動。これまでに校内いたるところに伸びている雑草を1時間ではとてもきれいにはできないだろう,ということで前日の夕方職員3人が2時間ほど草を払い,環境美化活動の時間に児童生徒が刈られた草をきれいに集め,一輪車や軽トラックに積んで捨てました。
刈られた草はかなりの量で,やはり1時間では終わらず放課後も30分ほど作業を行いましたが,みんな作業に集中してとり組んだおかげで,校庭や農園,小学校の校舎裏などが見違えるようにきれいになりました。
環境が整うと心もさわやかになります。みんな,すっきりとした気持ちで夏休みを迎えられそうです。
