(U・Iターンの先輩に聞く)とっておき観光ばなし一覧
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U・Iターンの先輩に聞く2017年11月04日
05 悪石島在住[Iターン]農業/漁業
きれいな海と山に囲まれた生活で初めて感じた充実感。
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Q どちらから移住されましたか?
移り住む以前は、兵庫県で空調設備の会社で働いていました。
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Q 十島村に移住された理由は?
兵庫県で働いていたときは、忙しくてなかなか自分の時間がありませんでした。もう少しゆっくりした生活がしたいと思っている時にたまたま十島村を知る機会がありました。漁師の募集をする「漁師フェア」というイベントがあって、それが漁師募集と同時に十島村への移住を案内するものでした。3年近く前、そのイベントに参加して、それから2年程かけていろいろな人に相談をして悪石島への移住を決めました。
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Q 島暮らしの魅力は?
きれいな海と山に囲まれて、時間がゆっくり流れているのが、都会では味わえない島の魅力だと思います。悪石島には祭りや行事ごとが多く、みんなで協力しあわなければ生きていけません。しかし、それがあるために島に一体感が生まれています。自分の事ばかりではこの島では生活できません。自然に人と関わり支えあう暮らしができることが、もう一つの島の魅力でもあります。妻は近所に友達というか、知り合いがたくさんいて常にしゃべる人がいるのがいいと言っています。
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Q 島暮らしならではのご苦労は?
島の暮らしは都会と比べてしまえば小さい困ったことはたくさんありますが、想像よりも不便がないですね。あるとすれば、やはり離島なので、自分が必要なものが欲しい時にすぐに手に入らない事があり苦労します。また台風や雷などの自然災害が比較的多く、以前、落雷で電化製品が故障する事があり、雷がゴロゴロ鳴るたびに心配になります。
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Q 現在のお仕事内容は?
現在の仕事は、漁師と農業をしています。漁は主にホタやチビキなどの一本釣りをしています。冬の海は漁に出られない日が多く、その合間の時間などを利用してらっきょう栽培をしています。漁業ということで島に来ましたが、収入を安定させるために始めた農業は、島の皆さんから教えてもらいながら取り組んでいます。他には、若い人が島にはあまりいないので、移住して半年くらいで青年団の副団長もまかされ、港に船が着けばフェリー関連の仕事もしています。
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Q 島のお気に入りスポットは?
お気に入りのスポットは、私の家が高台にあり、少し歩いた場所から見える海の眺めが最高で、とても気持ちが落ち着きます。あとお気に入りスポットではないのですが釣ったばかりの魚を船の上で刺身にして、海上から悪石島を眺めながら食べている時が、私にとっては、島で暮らして一番贅沢な時間かもしれません。
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Tさん ご一家
兵庫県出身(平成27年に移住)
【農業/漁業】
島の先輩漁師から、漁業の手ほどきを受ける。一つ一つの作業を確認しながら丁寧に行うことを心掛けている。U・Iターンの先輩に聞くガイド/
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03 口之島在住[Uターン]漁業/民宿
自然と向き合う島暮らしの魅力を島外の方へ伝えたい。
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Q どちらから移住されましたか?
移住する前は鹿児島の喜入に住んでいました。平成22年にUターンしてきました。
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Q 十島村に移住された理由は?
以前は鹿児島の本土でブリ、カンパチの養殖の仕事をしていましたが、勤めていた会社が事業を辞めることになり、漁業をしている父が元気なうちに島に帰ろうと思い、単身でふるさとの口之島に帰ってきました。
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Q 島暮らしの魅力は?
自然が豊かな島での暮らしは、やりたいことや、できることは沢山あり、仕事を頑張った分だけ収穫があり、成果が分かりやすいので頑張り甲斐があります。海も山も集落から近いので、現在は漁業と農業を掛け持ちしています。天候によって海が時化れば畑に行き、野菜畑やバナナ畑を広げていっています。口之島は年間を通じて気候がいいので南国特有の作物が育ちます。
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Q 島暮らしならではのご苦労は?
漁業をしていますが、島内で消費される魚の量は年々少なくなっています。シビ、カツオ、サワラなどの比較的日持ちしない魚は大漁に獲れた場合、島内では売り切れません。この魚が大漁だった時は、魚を箱詰めにしてフェリーで鹿児島の市場に送ったりもします。天候やフェリーの運航状況をみて漁をしたり、今は日持ちする底物の魚釣りを勉強したりしています。島での漁業は、台風の影響を受けやすいので台風時期は予定が狂ってしまうことが多いです。
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Q 現在のお仕事内容は?
移住して2年目くらいから、ダイビングの船を出していましたが、最近、本格的にダイビングのお仕事を受けています。現在は、ダイビングの合間に漁をしたり、11月の半ばぐらいから年が明けて3月いっぱいは、底物(アオダイ、ハマダイ、メダイ)の漁をしています。平成28年から民宿も始めました。口之島は県本土から一番近くにあり、臥蛇島の横に夕日が沈む光景がきれいに観られる場所なので、観光客の方も癒されるのではないでしょうか。一度訪れた方がまた来たいと思えるように、親子3人で精一杯おもてなししたいと思います。
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Q 島のお気に入りスポットは?
眺めの良いフリイ岳展望所もいいですが、個人的にお気に入りはモイノ崎でしょうか。島の東側にあり、前岳が雄大に観られて、前之浜の丸石の海岸線も美しく、干潮時のリーフも、とてもきれいです。島の北側には、屋久島や口永良部島を見ることもでき、目の前のニヨン瀬を大変近くに感じられます。種子島の宇宙基地からロケットが打ち上がる際は、美しく弧を描きながら飛び立っていく様子も観ることができます。
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Nさん
口之島出身(平成22年にUターン)
【漁業/民宿】
近海でその日にとれた新鮮な魚介類を、民宿のお客様にできるだけおいしく食べてもらえるよう心掛けている。U・Iターンの先輩に聞くガイド/
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02 宝島在住[Iターン]畜産業
宝島の雄大な自然と島民の優しさにふれ、移住を決意。
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Q どちらから移住されましたか?
千葉県の出身で、製菓学校を卒業後、個人店でパテシェを3年勤めた後、OLを8年しました。最後の数年で、勤めながらトリマーの資格を取りペットショップへ就職しました。その後は一般事務をしていました。
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Q 十島村に移住された理由は?
以前、NPOエコフの農業ボランティアに参加するため宝島を訪れた際、お世話になったご夫婦の明るさや優しさに惹かれたことがきっかけです。気さくでオープンな感じの方々で「夏の海はきれいだよ」とその時教えてもらいました。翌年6月に再度ボランティアへ行くと、ちょうどトビウオ漁のシーズンで、漁のお手伝いをしました。船に乗っての巻き網漁は海水浴場にいる時の感覚とは全く違い、一体感というか、海をより近くに感じることができ、その壮大さに感動しました。この時の体験がきっかけとなり、宝島に住みたいという想いが強く湧き出た事が一番の理由です。
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Q 島暮らしの魅力は?
今までより充実感や幸福感を感じます。
自然(天気など)を意識しての仕事や生活送ることにより自分と自然が以前より、だいぶ近くなりました。困る事は?不便では?と島外方によく聞かれますが、必要なものだけはそろっていて、都会とは逆にシンプルな生活を送ることができます。
また、島の方と一緒に野イチゴ、竹の子や海岸でニシ(貝)を獲ったりすると季節を感じます。それを自分で収穫して食べるのは、新鮮でおいしさも格別です。移住前は、身近に無かったからかもしれませんが、そういうことをしてみたいと思いませんでした。 -
Q 島暮らしならではのご苦労は?
『島ならでは』ではなく、他の地域に移住した場合と同じだとは思いますが、人間関係の感覚が違うと感じます。苦労とは異なりますが、それを理解することで、今自分にできことに取り組みながら、苦手なことには、ゆっくりと時間をかけて、島での暮らしに慣れ親しんでいこうと思いました。
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Q 現在のお仕事内容は?
畜産の仕事をしています。主に牛舎での子牛の飼育から、牧草地を用いた成牛の放牧を行っています。愛情をもって牛に接することで、今では牛たちが家族のような存在です。
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Q 島のお気に入りスポットは?
『せんご』という場所がお気に入りです。最初に見たときの海の色の綺麗さには驚かされました。
二つ目は、『荒木崎灯台』です。雄大な景色を、360度視界が遮られることなく見渡すことができます。岩に上って「ぼーっ」とできる私の癒しの空間です。
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Iさん
千葉県出身(平成28年に移住)
【畜産業】
ご指導いただく師匠の牛舎を借り、自分の牛4頭を飼育中。
島の先輩の指導があり、畜産業を始められた。U・Iターンの先輩に聞くガイド/
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01 宝島在住[Iターン]加工品製造
島の自然をそのまま生かし、新しい価値を創造
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Q どちらから移住されましたか?
滋賀県大津市です。広島出身ですが、滋賀の美大に通っており、卒業後、そのまま滋賀で就職して働いていました。
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Q 十島村に移住された理由は?
子どもが産まれたのをきっかけに、夫婦で自然が豊かで安心して暮らせるところを探そうということになりました。決めてはなんといっも「宝島」という名前です。日本一いい名前だと思っています。
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Q 島暮らしの魅力は?
ゆっくりと流れる時間です。交通手段が週2便のフェリーのみというのは、本土から隔離されたような特殊な環境です、ただ、その環境独特の時間の流れを作っていて、慣れてしまえば非常に落ち着いた生活が楽しめます。
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Q 島暮らしならではのご苦労は?
少しずつ慣れてきましたが、週に4回あるフェリーの通船作業は、島で唯一時間を拘束されます。鹿児島行きは朝5時起きと早朝の作業です。名瀬行きは昼12時ごろに来るので夏は炎天下で暑く苦労します。
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Q 現在のお仕事内容は?
農産物や水産物の加工、芭蕉繊維を使った手織り特産品の開発や、紡績の研究などが中心です。他に現金収入は荷役作業の手当や役場のパソコン支援員などがあり、多岐にわたるのですが、私が特別多いのではなく、みんな島では色々やっています。
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Q 島のお気に入りスポットは?
前籠港の大壁画はお気に入りです。船を降りてすぐ宝島の雰囲気を味わえます。この壁画がなかったら移住していなかったかもしれないです。また、自分たちで作ったスポットにトカラ列島唯一の地魚直売所「はなみ丸商店」、バナナ繊維の研究開発拠点である「芭蕉布工房」があります。今後、たくさんの人のお気に入りになって貰いたいなと思っています。
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Hさん ご一家
広島県出身(平成23 年に移住)
【島バナナ農園】
島の仲間と一緒に、宝島の素材を活かした様々なものづくりに取り組んでいます。毎年たわわに実る島バナナは宝島の名産品として人気が高い。小さい見た目によらず濃厚な甘さが特徴。U・Iターンの先輩に聞くガイド/
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