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移住・定住がしたい

I・Uターンの先輩に聞く

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02 宝島在住[Iターン]畜産業

トカラで暮らす

潮風が吹き抜ける宝島の牧草地帯は、ミネラル分を多く含んだ草が多く、健康な牛の飼育に適している。

宝島の雄大な自然と島民の優しさにふれ、移住を決意。
    • Q どちらから移住されましたか?

      千葉県の出身で、製菓学校を卒業後、個人店でパテシェを3年勤めた後、OLを8年しました。最後の数年で、勤めながらトリマーの資格を取りペットショップへ就職しました。その後は一般事務をしていました。

    • Q 十島村に移住された理由は?

      以前、NPOエコフの農業ボランティアに参加するため宝島を訪れた際、お世話になったご夫婦の明るさや優しさに惹かれたことがきっかけです。気さくでオープンな感じの方々で「夏の海はきれいだよ」とその時教えてもらいました。翌年6月に再度ボランティアへ行くと、ちょうどトビウオ漁のシーズンで、漁のお手伝いをしました。船に乗っての巻き網漁は海水浴場にいる時の感覚とは全く違い、一体感というか、海をより近くに感じることができ、その壮大さに感動しました。この時の体験がきっかけとなり、宝島に住みたいという想いが強く湧き出た事が一番の理由です。

    • Q 島暮らしの魅力は?

      今までより充実感や幸福感を感じます。
      自然(天気など)を意識しての仕事や生活送ることにより自分と自然が以前より、だいぶ近くなりました。困る事は?不便では?と島外方によく聞かれますが、必要なものだけはそろっていて、都会とは逆にシンプルな生活を送ることができます。
      また、島の方と一緒に野イチゴ、竹の子や海岸でニシ(貝)を獲ったりすると季節を感じます。それを自分で収穫して食べるのは、新鮮でおいしさも格別です。移住前は、身近に無かったからかもしれませんが、そういうことをしてみたいと思いませんでした。

    • Q 島暮らしならではのご苦労は?

      『島ならでは』ではなく、他の地域に移住した場合と同じだとは思いますが、人間関係の感覚が違うと感じます。苦労とは異なりますが、それを理解することで、今自分にできことに取り組みながら、苦手なことには、ゆっくりと時間をかけて、島での暮らしに慣れ親しんでいこうと思いました。

    • Q 現在のお仕事内容は?

      畜産の仕事をしています。主に牛舎での子牛の飼育から、牧草地を用いた成牛の放牧を行っています。愛情をもって牛に接することで、今では牛たちが家族のような存在です。

    • Q 島のお気に入りスポットは?

      『せんご』という場所がお気に入りです。最初に見たときの海の色の綺麗さには驚かされました。
       二つ目は、『荒木崎灯台』です。雄大な景色を、360度視界が遮られることなく見渡すことができます。岩に上って「ぼーっ」とできる私の癒しの空間です。

Iさんの牛舎Iさんの牛Iさん
千葉県出身(平成28年に移住)
【畜産業】
ご指導いただく師匠の牛舎を借り、自分の牛4頭を飼育中。
島の先輩の指導があり、畜産業を始められた。

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